仕事と家庭をうまく両立させるには
子どもを持っている女性が、仕事をしている場合、家庭とうまく両立することが大切です。しかし、女性ばかりが家事をこなし、子育てをするのは公平ではありません。家族で話し合い、家事を分担するなどの決めごとが必要です。特に、子どもがまだ小さいうちは、子育ても大変です。近年ではイクメンという言葉があるように、男性も積極的に子育てをしている家庭も多いようです。
お互いの行き違いを減らすために、スケジュール管理のアプリや連絡ツールなどを上手に利用してみるのもひとつの方法です。例えば、保育園のお迎えは、この日は自分が行けるけれどもこの日は夫にお願いしたいとか、この日から出張だから実家に預かってもらおうなど、お互いの予定が分かっていれば早めに相談して計画を立てることもできます。急な発熱などにもすぐに対応できるようにしておくと安心です。
冷凍食品などを上手に利用して、家事の負担を減らす工夫もしましょう。
また、近年では子育て中の時短勤務を認めてくれる職場もあります。自分がいないと仕事が回らないとは責任感の強い人がよく考えることです。しかし、周りに協力をしてもらうことは決して遠慮するようなことではありません。もちろん、いい顔をする人ばかりではないでしょう。不満やトラブルも耳に入るかもしれません。それでも、使える権利を使用することは、後に続く人のためにもなります。後に続く後輩の番で、自分が受けた恩を返していくことが、職場、ひいては社会のためにつながるとされているのです。